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「驕れる者は久しからず」

こんにちは、シストレ総研谷中です。
中東情勢が混沌としており、その影響がアジアにも少なからず波及してまいりましたね。弊社は、相場をテクニカルに観る事を主眼には置いておりますが、私自身は政治経済のマクロ分析に大変興味があります。それも、政治に重点を置いた情勢分析であり、日本ではいささか否定的に受け取られている地政学に関心があります。きっかけは高校時代に読んだ岡崎久彦氏の「国家と情報」という新書でした。私の高校時代は、学生運動の残滓が未だ残っており、実際に担任教諭(後で知ったのですが、革マル派の有名な闘志)が校門前で襲撃されたりもしていました。いやおうなく、国家や戦争について考えさせられていたのだと思いますが、そのような青春時代に出会った一冊が岡崎氏の著書だったのです。その冷徹な現実論に大変共感を覚え、地政学という学問領域があることを知ったわけです。左右で割り切ることに嫌悪感があり、何か別の見方を胸中模索していたのだと思います。

大学時代の専攻は経済学でしたが、折にふれて国家戦略や政治について関心を抱き続けてまいりました。昨今の日本を取り巻く情勢の流動化に、国内政治の混沌と経済状況も併せて、金融相場への地政学的影響が日増しに大きくなっていくだろうと推察しています。今回の表題は歴史の普遍的教訓ですが、現在「驕れる者」とは一体誰でしょうか。古今東西の歴史は「驕れる者」を軸とした時間の流れであり、「驕れる者」の覇権が軋轢を生み、戦争を引き起こしてきたと考えられます。1980年代の日本はまさに世界に軋轢を生み出しました。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と謳歌し、その独り勝ちが経済戦争を引き起こしました。結果、世界中がその日本を封じ込めることに意義を唱えず、日本叩きが「正義」となったのです。ことは善悪の問題ではなく、ある一国の国益の過剰な増大が世界全体のバランスを崩し、他国の国益を著しく低下させることが咎められ、リバランスされたのだと思います。この時代を覚えていらっしゃる方には、今の「驕れる者」が誰かは容易に想像がつくでしょう。その当時の日本に良く似ていますものね(笑)。その国の賢明なる政府は、現在の中東情勢をどのように捉えているのでしょうか。「民主化は正義」という国際世論を認めることが出来るでしょうか。「正義」の好きなあの国はどういうシナリオを持っているのでしょうか。国家間ゲームにおいて、日本はその国益を増大させることができるでしょうか。それともゲームに参加すらできずに忘れられるのでしょうか。国内政治を見ているとそんな危惧を抱かざるを得ませんが・・・。

「驕れる者」を軸にして、その意思がどのように拡大し又収束するのか。アンバランスとリバランスの流れの中で予想されるシナリオが、どのように金融市場へ影響するのか。善悪に捉われず、過度な楽観や悲観に陥ることなく、冷徹な眼で情勢を見極めたいと考えています。その際に私が念頭に置いているのが今回の表題であり、歴史が与えてくれた盛者必衰の理なのです。今後何回かに分けて、極東アジアの地政的問題を分析していこうと考えております。
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テーマ : FX(外国為替証拠金取引)
ジャンル : 株式・投資・マネー

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